原色染めのススメ
本日もカラーについて投稿!
#ヘアカラー
と言った感じです。笑
昨日が黄色くなってしまう方のカラーリングでしたが、
今日はそれと比べられるような
同じような髪の状態のモデルさんを呼ばせていただきました。
ドン!↓
こんな感じですね^ ^
ベースとしては
バレイヤージュっぽくブリーチもしていて
良いベースと言えるような感覚です。
↓
モデルさんの要望をあげると
・暗くはなりたくない
・毛先がすぐ落ちてしまう
・アッシュ、マット系にくすませたい
とのことでした。
シンプルに感じるようなご要望ですが、
しっかりカウンセリングして深めていきましょう。
まず、
暗くなりたくない
と
すぐ落ちてしまう
この要望を同時に叶えるのは極めて困難です。
暗くなりたくないということは
トーンを落としてはいけないということ。
色味だけでそめるということです。
しかしながら
すぐ落ちてしまうを解決するには
トーンを落とすということが何よりの方法であります。
色味をコントロールするものと
トーンをコントロールするものに
だいたい分けられます。
色各種にとトーンがあるのですが、
ブラウン(ナチュラル)
という色でトーンをコントロールするのが何より、色落ちを妨げる最善の方法です。
(髪にもともとある色味がブラウンですから、定着が良いということです。)
さあ困りました。
ブラウンを入れるということは、
モデルさんの求めているような透明感のあるアッシュ、マット系からは遠ざかってしまいます。
ここから
髪との会話だけでなく、
モデルさんを分析していきます。
今回のモデルさんは
職場でもこのトーンがok
ということは割と自由で、おしゃれにも気を使っている。
そう考えると平日で今日は仕事のようだが、
THE仕事服!という感じではなくラフさも感じるファッション。
そう考えると根元のリタッチがほぼ伸びていないようにも感じます。
なんだか地毛にしてはありえないぐらい茶色い。
昨日カラーしたのかな?というぐらいです。
そこで
「カラーされたばかりですか?」
との質問に
「数日前に自分で根元を染めた」
とのことでした。
なるほどなるほど。
美容室へ行くのも忙しさのあまりといったところでしょうか。
少しめんどくさがりなのかな?
そうともとれる印象でした。
更に自分でのカラーについて聞いていくと、
カラーバターや、カラートリートメントもしているとのこと。
これはもう仕上がりの色味重視だなと。
ここで確実に決断しました。
カラーバター、トリートメント系を使われている方にはかなり色が入りにくいことがあるので、
いきます。
原色染め。
この辺りです↓
このように
ブリーチをしているところと
していないところ
2段階で
こういうレシピでやっております。
このように原色染めしていくときには
配合をして、
その方の髪に合わせた
ベストパフォーマンスが期待される組み合わせをチョイスをしています。
上の部分には赤みがしっかり感じられたのでグリーンオンリーで塗らせていただきました。
気をつけるのはブリーチ部分にはオーバーラップしすぎないことです!
緑になりますからね!!!
グリーンとアッシュとが2:1の理由としましては、
グリーンのみだと緑になってしまう。
そこで、アッシュを混ぜよう。
1:1だとグリーンの要素が弱く感じるので
グリーンの割合を多くしたい。
色々な選択肢がある中で1番次回にいきてきそうな選択は
アッシュ倍の量を入れる。
つまり2:1です。
この染まり具合で次回の割合も設定しやすくなります。
そんなわけでシャンプー後
↓
良さそう〜〜〜
ウエットの状態でもわかるぐらいの良さですね^ ^
仕上がりドン!
↓
いや〜
良き!!!
ですね!
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